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2024年 メッセージ

苦労の多さは決断力となる

毎日の仕事の中で「決断」はしているのだろうか。
「決断」しなくても、マニュアルがあったり、上司や先輩に聞けば、シンセツ・テイネイに教えてくれたり、「決断」しなくても何の不自由もなく仕事は進んでいるのだろう。
「聞くチカラ」をPRする政治家もいるが、本当に必要なチカラは「決断するチカラ」ではないだろうか。
聞く耳を持っていても、決断する能力が無ければ何の役にも立たない。
その「決断力」の磨き方だが、「勉強する」「経験する」「考える」色々あるが、一番は「苦労する」ことではないだろうか。
今までの経験から、的確な判断や素早い決断力を有する人ほど、苦労から逃げることなく、真正面から立ち向かい、苦労を積み重ねてこられた方々の様な気がする。
世間では苦労を外見上で判断しがちで、白髪、薄毛、しわの多さが苦労を物語るように言われるが、これはどれもこれも遺伝性のものであって、苦労とは無縁のもののような気がする(笑)
人としての能力の中でも「決断力」はとても重要な位置づけだと思う。
「え、一体どうしていいかわからない...」では、周りの誰もが迷惑をする。
何はともあれ、苦労から逃げることなく立ち向かい、苦労を撲滅していってもらいたいと思う。
苦労を乗り越える工夫のひとつは、「苦労を苦労と思わないこと」かもしれない。昔から色々な方々から苦労話を聞かされてきたが、「そんなの苦労じゃないやん」と思いながら聞いたものである。
人は自分の苦労を過大表現し過ぎるのかもしれない。
「苦労の多さは決断力となる」
この言葉を噛みしめながら、涼しい顔をして苦労を乗り切る一年であってほしい。

(令和6年1月5日 年頭の挨拶より)

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