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トラスコには、
環境にやさしい物流 がある。

環境にやさしい物流

それをつくる意味

常識にひそむ、物流の壮大な無駄を少しずつ解決する

納期と作業負荷、コストを半減させ、環境にもやさしい

ここ数年、「ユーザー様直送」というサービスの需要が急速に拡大しています。ユーザー様直送とは、トラスコ中山が販売店様を経由せず直接エンドユーザー様に商品をお届けするサービスのことです(※)。当社の販売店様は、プロツールのディーラーである機械工具商様や通販企業様、ホームセンター様などであり、最終的なユーザー様はさまざまな製造業や建設関連業をはじめとするモノづくり現場になります。通常、私たち問屋が販売店様を経由せず、直接ユーザー様に商品をお届けすることは業界では一般的ではありません。しかし、その業界の常識にあえて切り込んだのが、当社社長の中山でした。

もともと当社では、ユーザー様がお急ぎの場合に、運送便を活用して商品を直接お届けしていました。このとき社長中山は、直送することで通常よりも早く・安く納品できる点に着目。販売店様のメリットとして、トラスコの箱から商品を出して自社の箱で梱包し直し、ユーザー様ごとに発送する工程がなくなります。作業負荷とコストが削減できるだけでなく、梱包資材も不要となるので環境負荷の低減にもつながると考えました。商流に潜む非効率な部分を大幅に解消できるサービス創出のチャンスを見出したのです。

※伝票計上は既存の販売店様経由で行なっています。

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「ユーザー様直送」は納期を半減させるだけでなく、作業負荷や環境負荷半減へつながる

豊富な在庫と先進の物流システムが「ユーザー様直送」を可能に

お急ぎの場合に限り運用していた「ユーザー様直送」を、通常のサービスとして展開する。そのためには、ご注文に対してすぐに発送できるだけの豊富な商品在庫が前提として必要になります。そして、膨大な数に上るユーザー様に商品をお届けするには、人の手をかけずに自動で高速梱包・出荷できる物流システムの配備も不可欠。「ユーザー様直送」はトラスコ中山だからこそ実現できたサービスでした。

在庫に関しては、当社は注文頻度の低いロングテール商品から管理・配送のむずかしい大型商品まで、ユーザー様のニーズを先取りして常時50万アイテムもの在庫を保有しています。「あえて在庫を持つ」ことが、販売店様の利便性を高め、当社の売上を拡大する戦略として位置づけているのです。

また、物流システムに関しては、2017年から物流センターへの配備が開始された高速自動梱包出荷ラインI-Pack®︎(アイパック)」が決め手になりました。I-Pack®︎は納品書の挿入、梱包、荷札の貼り付けに至る作業を高速で自動化する出荷ラインです。現在、全国4つの物流センター(東北・埼玉・東海・大阪)に計6ライン導入され、ユーザー様直送サービスの運用を支えています。

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24人分の処理能力を有し、梱包品質の向上、出荷時間の短縮を実現している

全社一丸で拡充に取組み、業界標準のサービスへ

ユーザー様直送サービスは、2021年には283万個のご利用をいただき、1日に約1万個をユーザー様にお届けするまで成長。それでも、まだまだ需要拡大の余地はあり、全社が一丸となってユーザー様直送の強化に取組んでいます。

その過程において、販売店様やユーザー様にどのような悩みがあるのか、一つひとつ顕在化することを大切にしています。「ユーザー様の生産拠点が販売店様の拠点から地理的に遠く、納品までに時間がかかってしまう」「ネット通販では即納が求められるため、直送してもらうのを当たり前にしたい」「コロナ禍以降、非接触の納品についても検討したい」等々。

このような課題をクリアしていくために、当社の在庫や物流、デジタルを活用しながら、販売店様、ユーザー様の課題解決に取り組んでおり、「ユーザー様直送」はその要となっています。これからもプロツールのサプライチェーンにおける物流の常識に潜む「ムダ」を少しずつ解決し、販売店様、ユーザー様の利便性向上だけでなく、環境保全にも貢献する。業界全体にユーザー様直送をもっと浸透させ、プロツール調達の標準的なサービスとしてご利用いただけるように成長させていきたいと考えています。

ユー直利用の推移.jpg

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