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トラスコには、
正社員にこだわった雇用 がある。

正社員にこだわった雇用

そのこころざしは

企業には社員が安心して、安定して働ける職場を提供する義務がある

内田 博行(うちだ ひろゆき)

内田 博行(うちだ ひろゆき)

人事部 人事課 課長
2022年より人事課とHRサポート課、ヘルスケア課を兼任。人材価値の向上や、従業員のエンゲージメントを高めるためのしくみ構築から健康管理まで従業員が気持ちよく働くことができる環境を整える仕事に従事しています。

「正社員」として直接雇用することにこだわる

トラスコ中山は、「企業には、従業員が安心して、安定して働ける職場を提供する義務がある」という思いから、直接雇用を行なっています。そのため、派遣社員は受け入れていません。。正社員ではない雇用は、学生やシニア層などに限定したパートタイマー採用のみです。一般的には外部企業に委託するような保養所の食堂で働く料理人や託児所の保育士、保健師も正社員として雇用しています。「正社員」として直接雇用し、人材を育てていくことにこだわりを持っています。

パートタイマーから正社員に登用、今では支店長として活躍する人材も 

2002年にトラスコ中山の物流センターにパートタイマーとして入社した若者が、2年後にエリア職に登用され、さらには全国転勤のあるキャリア職にコースを転換。その後、複数の支店で営業経験を積み、現在では支店長を務めている例があります。

内田課長に詳しく聞いてみました。「彼はパートタイマー時代から、幅広い業務を任されていました。正社員になれば、もっといろいろなことに挑戦できそうだし、同じ物流センターで働くメンバーをまとめる仕事にも意欲を感じたといいます。正社員になると同時に、重要な得意先様のフロアを任され、責任の重さとともに一気にやりがいが大きくなったと語ってくれました」。

また、当社の保養所である「トラスコ・リゾート&スパ 箱根」で働く料理人も正社員として雇用。保養所を利用する従業員を仲間としてもてなし、支店メンバーや同期グループなどの利用者に合わせてメニューをアレンジしたり、誕生日のお祝いをしたりと、同じ従業員だからこその楽しい時間を演出しています。「物流センター『プラネット埼玉』と『プラネット南関東』には託児所(トラキッズ埼玉・トラキッズ伊勢原)を併設していますが、ここで働く保育士も正社員です。より従業員が利用しやすい託児所にしていきたいと意欲的な取り組みを続けています。また、『プラネット埼玉』の社員食堂にも正社員の調理師と栄養士が常駐し、従業員の健康を考えたオリジナルメニューが好評です。東西1名ずつ駐在している保健師は従業員の健康に関する相談の窓口になっています。」(内田課長)

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料理人は7名、保育士は5名、保健師は2名が正社員として活躍している(2022年7月時点)

誰もがトラスコ中山の一員として、主体的に仕事に取り組んでいく

短期的なビジネス環境の浮き沈みにとらわれると、企業はリストラの方策として非正規雇用などに目を向け、大きな固定費である人件費の削減に走りがちです。しかし、職種や経験年数に関わらず、全ての従業員はそれぞれの仕事に対する公正な評価に基づく報酬を得て、自分や家族の人生を豊かなものにしたいと願っています。人材がモチベーション高く自分の仕事に取り組み、キャリアを積み重ねていける環境を整える方が、長い目で見てトラスコ中山はより大きな価値を創造できるはずです。

「全国59の支店、28の物流拠点、東京・大阪本社、5つの海外拠点を合わせ、3,000名近いメンバーが働いています。全ての従業員がトラスコ中山の一員であり仲間であるという意識を大切にして、一人ひとりが主体的に考え、独創的な発想を起点として新しいビジネスの成長につなげてほしいと思っています。」

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多様なポテンシャルを持った人材を長期的な視野で育成し、「独創性」の強化につなげていく

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