DXは手段であって目的ではない。ありたい姿の実現にはデジタルを徹底活用
「DX」という言葉が注目されていますが、当社ではこれまで、「DXをしよう」と思い進めてきたのではなく、お客様の為に「どのような能力を持つべきか」というありたい姿(能力目標)を実現するために過去からデジタルを活用してきました。お客様に高い利便性を提供するためには、デジタルの力が不可欠であると考え、データを「核」とした様々なデジタルサービスと「在庫」「物流」の連携により、サプライチェーン全体の利便性向上につなげています。

プロツール調達における圧倒的な利便性の提供
「サプライチェーン全体の利便性向上のために、業界共通のデータ基盤の構築からユーザー様へのデジタルサービスの提供まで、当社が接点を持つあらゆるシーンでデジタルによる変革を続けていきます。

サプライチェーンの生産性向上に取組む
わたしたちのビジネスを取り巻く環境においては、重複した業務オペレーションやアナログ対応領域も多いことなど、非効率課題に直面しております。
商品と情報が集まる問屋という特性を活用し、これらの課題を解決すること、つまりサプライチェーン全体の業務効率改善を実現し、生産性を高めていく仕組みや機能構築を実現します。
デジタルによってサプライチェーン全体の効率化を推進

各施策、デジタルサービス
利便性の高いデジタルツールの開発と共に在庫の拡充を進めてきたことでシステム受注率が向上。
これにより社内の業務効率が改善し、一人当たりの売上高の向上を実現しました。
また、在庫管理システム「ZAICON3(ザイコン)」を用い、約60万の在庫アイテム1品毎に対して販売店様から注文実績をもとにAI
によるデータ分析を行い、需要を計算・予測し購買担当者の業務を大幅に自動化しています。結果、業務効率だけではなく在庫出荷率の向上につながっています。
システム受注率88.0%2024年12月末時点
(全受注のうち、システムで受注処理した行数の比率)
在庫出荷率92.7%2024年12月末時点
(全受注率のうち在庫から出荷した比率)
情報セキュリティ
プロツールの安定供給に向けた情報セキュリティ対策
日本のモノづくり現場への安定した商品供給と取引拡大を行うためには、情報セキュリティ対策を継続して運用・改善していくことが重要です。
モノづくりのサプライチェーンの一員として、全社の情報セキュリティリスクを認識し、情報セキュリティシステムを防御・検知・処置の3つの機能に分けて包括的な対策を実施しています。

情報セキュリティリスク管理体制
情報セキュリティリスクを経営課題の一つに捉え、制度的、技術的な観点だけでなく、従業員への教育も含めた組織的な仕組みを整備し、全社の取組みとして実施しています。また、サイバー攻撃を受けた際に対応できる社内体制と、サイバー保険を含めた外部の支援体制を準備しています。
