きむら ももか木村 萌々香

物流部 東日本
プラネット埼玉
入社1年目

About物流の仕事について

新入社員がまずチャレンジするのが、物流センター内の物流業務です。トラスコ中山では、常時61万アイテムにおよぶプロツールを在庫し、製造業のお客様の工場などモノづくりの現場に「最速」「最短」「最良」でお届けできる体制を整えています。物流センターの業務は「即納こそ最大のサービス」と考えるトラスコの根幹となる仕事。入荷、格納、ピッキング、出荷などの作業ごと、持ち場ごとにチームが編成され、約1年をかけたローテーションで全ての物流業務を経験します。経験豊富な先輩社員の指導のもと、一つ一つの業務を確実に覚えながら、新入社員は物流現場の課題にも目を向け、改善に向けた創意工夫に取り組んでいきます。

物流センターについて

モノづくり現場のあらゆるニーズに最速でお応えするため、トラスコは全国28カ所に自社の物流拠点を設けています。私が勤務するプラネット埼玉は、東京ドームとほぼ同じ面積をもち、「日本最大の工具箱」といわれています。4階建てのセンターに約250人のスタッフが働いている、活気あふれる物流センターです。61万点もの在庫量をもち、自動倉庫システムをはじめとする世界最先端のマテハン機器*が12種類も稼働し、見学に訪れるお客様も数多くいらっしゃいます。トラスコでは2030年までに約100万アイテムを在庫できる体制をめざし、そのカギを握る最大の物流センターとして、2026年に「プラネット愛知」がオープンします。

*マテハン機器...マテリアル・ハンドリング機器の略で、物流の現場でさまざまな商品の保管や移動・運搬を効率化する機器の総称です

仕事をしている時は
どんなことを意識していますか

物流業務は一人で完結できるものではなく、多くの社員との連携作業で成り立っています。プロツールを出荷するには、入荷・格納・ピッキングといった一連の作業があり、前工程のやり方次第で後工程の作業のやりやすさが変わってきます。倉庫の棚から商品をピッキングする際にも、注文のあった商品をアトランダムにコンテナに入れればいいという訳ではありません。コンテナ内の商品を送り先ごとにまとめておくことで、出荷担当の作業がぐっとやりやすくなります。このように自分が担当している業務だけでなく、センター全体の作業の流れを意識して仕事をしています。私自身が物流業務のいちばん好きなところは、みんなで協力し合うことで連帯感をもって仕事に取り組め、それが「即納」というサービスにつながるところです。

物流センターで働いて
苦労していることはありますか。

正確さとスピードが求められる作業をこなしながら、並行して周囲にも目を向けることに難しさを感じています。物流センター内は自動化が進んでいますが、実は人の判断やきめ細かい手作業の連携でお客様への即納というサービスが成り立っています。このため、自分が担当している作業に責任をもつだけでなく、周囲のメンバーの状況にも目を配り、庫内の作業全体が問題なく進んでいるかを把握することがとても重要です。担当者本人は確認したつもりでも、小さな商品が残っているのをうっかり見落とし、出荷が遅れてしまうケースが発生したことがあります。現在では、同じ持ち場の社員同士がお互いの作業状況にも目を配り、決まった時間にダブルチェックを入れるなどのルールを徹底して、ヒューマンエラー(人間の不注意による作業ミス)を防いでいます。

入社して自分が成長したところは
ありますか

私は現在、スプレー缶や接着剤といった火気厳禁の商品を置く倉庫で、新入社員を中心としたグループで格納やピッキングを担当しています。庫内作業だけではなく、作業に伴う事務処理や支店への連絡業務もあり、当初は私たちだけで優先順位をつけるのがなかなか難しかったです。その上、スプレー缶などは軽い衝撃でも箱の中の容器が凹むことがあり、それに気づかずに出荷してお客様にご迷惑をかけ、受注がキャンセルになってしまったこともあります。手痛い失敗から、新入社員であっても自ら当事者意識をもって動くことの大切さを痛感しました。それ以来、「人任せにせず、自分がやらなければ」という気持ちで仕事に臨むようになり、少しずつ成長できたように思います。新入社員同士でよく話し合い、安全かつスムーズに作業を進め、問題のない商品をお届けするための注意事項を箇条書きにして大きく掲示するなどの工夫から、作業ミスを最小化しています。

今後のキャリアイメージを教えてください

物流センターでの業務経験は、次に配属される営業支店でも活きると考えています。たとえば、商品の配送に時間がかかっているとしたら、どのような原因で遅れているのか、物流業務を経験しているのでお客様に正確な説明ができるでしょう。また、今プラネット埼玉で日々多種多様なプロツールを扱っていますので、そのメリットをお客様に伝えられる営業の仕事に早く取り組んでみたい気持ちがあります。もっと将来をイメージすると、商品をお客様に届ける物流の前段階の仕事、そもそもお客様は今どんなツールを必要としているのかを考える、「商品の仕入れ」にチャレンジするのも楽しいのではと思っています。

Schedule1日のスケジュール

8:30

出社

トラスコポロシャツに着替えて仕事モードに切り替え、ビジネスチャットで連絡事項を確認

9:00

2階でピッキング作業

営業拠点からの注文リストにもとづいて、プロツールが格納された棚から迅速・正確に商品を集めていく

11:30

ミーティング

各フロアのリーダーが参加し、センター全体での作業の進捗状況を共有

13:00

3階の食堂でランチ

ほかの持ち場を担当している同期入社のメンバーも集まり、食後には雑談しながら昼休憩

14:00

2階で格納作業

メーカーから納品された多種多様なプロツールを格納棚に納めていく

14:30

ラジオ体操

午前と午後の2回、全員が身体を動かしてリラックス。事故やケガを予防するとともに作業効率もアップ

14:40

格納作業の続き

出荷頻度の高い商品や重い商品は棚の下段に格納するなど、次のピッキング担当者が作業しやすいように配慮

15:30

1階の出荷場を応援

商品の数量と破損がないことを確認し、形状に合わせて最適な形に梱包して発送

17:30

退勤

繁忙状況によっては残業することも

My Favoriteプロツール

私の好きなツールは、「TRUSCO
トランク型工具箱」です。

私の好きなツールは、「TRUSCO
トランク型工具箱」です。

プロツールについて

開け閉めしやすい片開き構造のスチール製工具箱です。コンパクトでかさばらず、7種類のカラーから選べます。

プロツールにまつわるエピソード

学生時代から編み物が趣味で、毛糸玉やかぎ針、針山やメジャーなどを入れるのに重宝しています。軽量・コンパクトですがいろいろなものが収納でき、頑丈なので尖ったものも安心して持ち歩くことができます。

Privateプライベートの1コマ

みんなでゴルフを楽しんでます。

入社した年の6月頃から、プラネット埼玉の同期とゴルフをはじめました。多い時は週に1、2回練習して、コースを回るのは月に1回くらい。年齢性別に関係なく、みんなで楽しめるのがゴルフのいいところだと感じています。同期入社のメンバーはもちろん、先輩や上司とも仕事を離れたコミュニケーションを通じて仲良くなれます。ちょっとうまくプレーできると気分がいいですし、身体を動かして歩いた後は心身ともにリフレッシュできます。

※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。