「ありたい姿」実現のために
常に最高の利便性を提供するために優先するのは、売上や利益などの「数値目標」よりも、どんなチカラを持った企業になるべきかの「能力目標」であると考えています。
いつの時代もお客様や社会から必要とされる企業を目指していくために、以下の「ありたい姿」を掲げ、事業に取り組んでまいります。
2030年までに在庫100万アイテム以上を保有できる企業になりたい。
お客様の利便性向上のために取扱商品の拡大と在庫アイテムの拡充、物流システムの強化に取り組み、2025年12月末の在庫アイテム数は62.3万アイテムを超えました。2024年2月に商品データベース「Sterra(ステラ)」をリニューアルし、1,000万アイテム以上の商品データを保有可能となりました。2026年5月には在庫100万アイテム以上保有可能なプラネット愛知が稼働することで、2030年には在庫アイテム数は100万アイテム以上保有できる体制を整えてまいります。
問屋によるユーザー様直送を業界の常識にしたい 。
一般的に、問屋が得意先様からご注文いただいた商品は、得意先様を経由してユーザー様へお届けすることが業界の常識になっています。ユーザー様直送「ユーチョク」では、問屋である当社が直接ユーザー様に商品を出荷するため、「納期半減、梱包資材半減、配送運賃半減、環境負荷半減」の実現が可能となります。I-Pack®(アイパック)[高速自動梱包出荷ライン]を5拠点7ライン導入し、年間848万個口のユーザー様直送に対応しています。
AI見積システム「即答名人」の利用率を50%に引き上げたい。
得意先様よりいただく1日約3.8万行の見積に瞬時にお応えするため、2020年1月にAI見積システム「即答名人」を導入しました。最短5秒という圧倒的な自動回答スピードを実現し、2025年12月末の見積自動化率は30.5%となりました。システム改修、仕入先様との連携を拡大し、サービス向上を進めています。
システム受注率を95%まで引き上げたい。
利便性の高いデジタルツールの開発と在庫拡充を進めてきた結果、2025年12月末のシステム受注率は88.6%となり、それに伴い社内の業務効率も改善しました。引き続き在庫拡充を進めるとともに得意先様とのシステム連携や各種受発注サイト改修によりシステム受注率の向上を進めてまいります。
1日24時間受注、1年365日出荷できる企業になりたい。
得意先様の利便性向上と今後の商品出荷数増加を見据え、1日24時間受注でき、1年365日出荷できる体制を整えていきます。2019年より「トラスコ オレンジブック.Com」にて24時間受注を開始、また日曜日を除く出荷に対応しています。
日本のモノづくりを支えるプラットフォーマーになりたい。
仕入先様、得意先様、ユーザー様それぞれの課題解決を目的した様々なデジタルツールやシステムを提供しています。「即納こそ最大のサービス」と考え、置き薬ならぬ置き工具「MROストッカー」や「ユークル」(ユーザー様商品引取りサービス)など多様な納品形態も提供しています。これらのサービスは、お客様の利便性向上のみならず、流通においての様々なムダを省くことで、モノづくり現場の環境負荷軽減にもつながっています。今後も当社の在庫・物流・システムを活かしサプライチェーン全体の効率化を目指していきます。
何事にもマチガイのない企業になりたい。
世の中の風潮に左右されずに「取捨善択」の経営理念のもと、あらゆるマチガイのない企業を目指しています。システム受注率の向上により誤受注の減少、物流機器の導入により、誤配率は0.024%(約4,176行に1行)と誤出荷の減少に努めています。また、納期遅延の一番の要因は「欠品」にあると考え、商品の必要在庫数を売上実績から予測計算する在庫管理システム「ZAICON(ザイコン)3」を導入しています。
イザという時にお役に立てる企業になりたい。
全国28箇所の物流センター、30箇所の在庫保有支店の豊富な在庫、緊急時の物流体制構築、設備の自社保有、免震構造の物流センターなどイザという時にお役に立てるよう、BCP対応力を強化しています。災害時に迅速に地域社会のお役に立てるよう全国の自治体と災害復興協定の締結を進めており、2026年2月時点で36の自治体(11都道府県、25市町村区)と締結・合意しています。今後も自治体や大手企業様との協定締結を進めてまいります。
社員が安心して、安定して、長く働き続けられる企業になりたい
「企業には社員が安心して、安定して働ける職場を提供する義務がある」という想いのもと、働く環境を整え、各種制度を充実させることで、「定年まで頑張る」ではなく「気が付けば定年まで働いていた」を目指し、誰もが活躍しやすく働きやすい環境づくりを進めています。2025年には定年68歳、雇用延長73歳、パートタイマー定年78歳まで定年年齢等の引き上げを実施しました。
笑顔の絶えない企業でありたい。
業界最後発の企業として常に「枠にとらわれない発想」と「取捨善択」の精神で事業を展開してまいりました。加えて、笑顔が絶えない企業であるためには安定した業績、信頼できる人間関係、良好なコミュニケーションが必要不可欠です。引き続き当社は継続的な業績向上とより良い職場環境づくりに取り組み、笑顔の絶えない企業でありたいと考えています。